請求で損する場合
 それなら、Aさんのケースは(前ページを参照)最初から「事故」で3万円を保険会社に請求したほうがおトクなんじゃないの?
いいえ、保険金を受け取る前に必ず保険会社に相談することをおすすめします。
なぜなら、自動車保険には無事故割引という、保険料の割引制度があるから。
無事故割引とは、長期にわたって自動車保険に加入しながら、事故をおこさないセーフティードライバーに対してメリットを還元する制度です。
逆にいえば、しょっちゅう事故をしている方は、「事故をする確率が高い」ため、保険料を割増されていくという制度です。
この制度は、通常6等級から始まり、上は割引率60%の20等級まで、下は割増率40%の1等級まであるんですよ。
保険始期日から1年間事故をしなければ、来年度の等級が1等級上がり、保険料の割引率が数パーセント上がります。(つまり、数パーセント安くなるということです。)
つまり前記のAさんの例でいうと、3万円の保険金を請求することによって来年度の等級が3等級下がります。割引率が下がる(または割増率が上がる)ため、実質的にはおトクかどうかを慎重に判断して、保険を利用する必要があります。
具体的にどの程度おトクなのか、はたまたどの程度損をしてしまうのかは、きちんと計算してみないと判断できません。ですから契約した保険会社の担当者にきちんと相談してから保険金を請求するのがベストと言えます。ゾー君もよく相談してから請求することをオススメしますよ。
〜ノンフリート等級別料率表(一例)〜
| 等級 |
割引率 |
保険を利用した場合の
来年度の変動率 |
| 20等級 |
-60% |
約5% |
| 19等級 |
-60% |
約5% |
| 18等級 |
-60% |
約12.5% |
| 17等級 |
-58% |
約7.1% |
| 16等級 |
-58% |
約19% |
| 15等級 |
-55% |
約11% |
| 14等級 |
-55% |
約22% |
| 13等級 |
-50% |
約20% |
| 12等級 |
-50% |
約20% |
| 11等級 |
-45% |
約27% |
| 10等級 |
-40% |
約33% |
| 9等級 |
-40% |
約50% |
| 8等級 |
-30% |
約29% |
| 7等級 |
-20% |
約25% |
| 6等級(新規) |
-10% |
約33% |
| 5等級 |
-10% |
約44% |
| 4等級 |
0% |
約60% |
| 3等級 |
+20% |
約33% |
| 2等級 |
+30% |
約23% |
| 1等級 |
+60% |
約0% |
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※ 保険会社によって多少の差異があります。
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