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本当にあった車両盗難事例 盗難自動車を取り戻せ! 23.カーナビ専門店へ
 
【第5章 11日目・9/21火】

23.カーナビ専門店へ

もう一人の取引人、「marui-yosio」氏。彼はカーナビ取付専門店に勤めていた。

(シンイチ談)
次に、「marui-yosio」(マルイヨシオ)氏と関係があるらしい、カーナビ取付専門店「CAR PLUS」へ向かう。新宿区の高田馬場にある店だ。

カーナビ取付専門店「CAR PLUS」は明治通りに面した、二階建ての小さな工場だ。ガラス張りの小さなオフィス内の様子を外からうかがえる。オーナーさんらしき人と、女性が机に向かっている。オーナーの奥さんだろうか。

「マルイヨシオさんはいらっしゃいますか」

インターフォンごしに尋ねる。

「4年程前までここで働いていましたが、辞めて大阪のほうに行きました。それ以来ほとんど連絡がなくて、連絡先がわからないんですよ」

その奥さんらしき女性が答える。

「そうなんですか。『CAR PLUS』さんの情報が『「xxxfour-system.com』というところに載っていたんですけれど、それについては何かご存じですか?」

すると、オーナーと思われる男性が口を開いた。

「『xxxfour-system.com』はマルイさんが運営しているWebサイトなんですよ。マルイさんの好意でうちの店を掲載して、紹介してくれているんです」

マルイさんは辞めた会社の商品を宣伝しているということか。

話を聞いてみると、マルイさんは少なくともヤクザではない、いい人のようだ。

これは後で調べたことだが、大阪のほうにマルイさんのいそうな会社がいくつか見つかった。そのうちのひとつに電話を入れ、マルイさんの所在をきいた。

しかし、残念ながら「いない」という返事が帰ってきた。メールを送ってみたものの、、結果的には一切返事がなかった。その段階で、それ以上の追跡がもうできない、とあきらめた。

「CAR PLUS」さん夫妻にお礼をいって、駅近くのタイカリー屋で、サヤカと昼食をとることにした。

ココナツミルクで口当たりのやさしくなったレッドカリーをタイ米にかける。そこにナンプラーをさじですくい、少量たらす。辛い。が、うまい。ひりひりした舌をまろやかなヨーグルトドリンクでいやしているときに、携帯電話が鳴った。

喫茶・中島のナカジマ氏からだった。ナカジマ氏は気のいいおやじさんだった。「naniwa999」氏との過去の取引経緯をたっぷりと聞くことができた。

「私は、その『naniwa999』という方とお会いしたことがないんですよ」

ナカジマ氏は続ける。

「『naniwa999』本人ではなく、『naniwa999』が車の運搬を依頼した陸送会社さんが私の車を運んできてくれました」

そうなんですか。それじゃぁ取引はどのように行われたんですか?」

「『naniwa999』が落札車を陸送会社に預けて、陸送会社が高速のインターまで車を持ってきてくれましたよ。そこで陸送会社の人にお金を渡しました。そのお金が最後に『naniwa999』に渡るといった流れです」

「なるほど」

だからナカジマ氏は「naniwa999」と実際に会ったこともない、もちろん顔を見たことがない、というわけだ。ナカジマ氏の話はかなり信憑性が高い、と直感的に思う。

それから、おそらくマルイ氏もまたそういう取引をしたのだろうと想像がつく。さらに、ナカジマ氏やマルイ氏は単に取引をした人であって、「naniwa999」の仲間ではないと確信がもてた。

丁寧にお礼を言って、電話を切る。チャイをおかわりし、次に向かう埼玉県の受け取り予定場所の地図を確認する。

車を発見できるかもしれない。現場に「naniwa999」やその仲間がいる可能性もある。危険な目にあう可能性もある。ここは慎重に行動しなければならない。

残りのカレーを一気に口の中にかき込んだ。

 

 

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