| |
|
【1ヶ月後・10/25月】
36.愛車を取り戻して
様々な手続後を経て、愛車が戻ってきた。
二度と盗難には遭うまい。サヤカが対策を施す。
(サヤカ談)
月曜日。いつもどおりの朝がはじまった。水色の目覚まし時計に起こされ、コーヒーをいれる。胃にやさしいように、とミルクを多めに加える。
シンイチ、ヒロミ、谷原さんが活躍してくれたあの日曜日から1カ月。昨日、谷原さんから車が届いた。
あの日曜日の後、谷原さんは陸運局に行った。車が盗難されたこと、車台番号は削られて偽造されたことを説明し、私に書類を送ってくれた。結局、車の保管のほか、車検、ナンバープレートの登録も含めて全て谷原さんに行って頂いたということになる。
わたしがやったことといえば、住民票を受けとりに一度会社を早退したことと、書類にサインすることだけだった。谷原さんには、全部で約15万円をお支払いすることになっている。鍵の交換、手数料、保管料などの費用だ。
こうして元通りの状態で、私の愛車、国産車Zが帰って来たのだった。
谷原さんによると車台番号のところはすっかり削られて、ツルツルの状態になっていたらしい。
もう、二度と盗難にはあわないでくださいね、とにこやかにいわれた。
そうだ。盗難を防止しよう。
駐車場は、少々値が張るが、屋根付き、鍵付きで、外から見えないところにかえることにした。
ガラス窓には車台番号とエンジン番号をそれぞれ彫ってもらうことになっている。
それがすんだら…そうだ、シンイチをドライブにさそおう。
- 完 -
| |
|
|
| ←35.祝杯 |
|